新型S1000RRは2/6発売です! [S1000RR]
昨年秋の欧州でのショーでデビューした新型S1000RRが
いよいよ来月、日本での発売が開始されることが発表になりました!
昨晩から、BMW Motorrad Japanのサイトにも新型の情報が掲載されています。
カラーは3色、単色の「ブラック・ストーム・メタリック」が215万円、
2トーンの「レーシング・レッド/ライト・ホワイト」が218万円、
トリコロールの「モータースポーツカラー」が219万円となる模様です。
初代・先代でも設定のあったモータースポーツカラーが、
標準色と比べて価格が8万円+消費税という設定だったことを考えると
今回の価格は今まで以上にどのカラーも魅力的に感じられますね。
現行車種のシンボリックな非対称のヘッドライトは継続されましたが
レイアウトは左右反転したデザインになっています。
ボディカウルは全体的に幅がコンパクトになり、
フロント先端のリップ状に反り返った形状などを見ても
より高速域でのダウンフォースを考慮して、細部のデザインまで
空気力学的な洗練度を高めているのがわかりますね。
何より、これまでのモデルとの大きな違いは
日本国内仕様も本国版と同じ199psのフルパワーだということ。
かつてのGPマシンをも大幅に上回るパワーを持ったマシンを純粋な公道仕様としてこうして販売できるのも
ひとえに車体の設計だけでなく電子制御系の技術が凄まじく進化してきたからということなのでしょう。
シフト・アップだけでなくダウンにも対応した「シフト・アシストPRO」も搭載した新型S1000RR。
今週末には"New Year Fair"と題して、このS1000RRをはじめとして新年早速にご商談を戴けた方には
「商談記念品」として「BMW Motorradオリジナル・ステンレス・サーモボトル」をご用意して
皆様のお越しを心よりお待ち申し上げます。
初回ロットの確保をお考えの方は、是非今週末にショールームにお越し下さいませ♪
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2月末までは冬時間(10時開店-18時閉店)の営業となります。
●2月末までは冬季営業時間:10:00 - 18:00
●3月~10月は夏季営業時間:09:30 - 19:00
定休日は水曜日(祝日の場合は営業)です。
本年も、スタッフ一同、皆様のご来店を心よりお待ち申し上げます。
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2012年モデルS1000RRの進化。 [S1000RR]
お待たせしました!
2012年モデルのS1000RRが入荷しました!
デビューフェアは2/10(金)~12(日)の3日間。
どうぞ皆様でご来店ください!
衝撃のデビューから2年、どれだけの熟成と革新が盛り込まれているか楽しみですが
入荷したばかりの車両を2011年モデルと比較してみると、外観上だけでも結構な相違点があります。
フロント周り、左右のサイド・パネルに設けられていたスポイラー上のフィンは
下の2012年モデルではより効果のありそうな形状の別体部品に変更になりました。
半透明スモークの樹脂製です。
タンク前半部のカバーにはエア・スクープが新設され、内部に冷却風を導入する形状になっています。
夏場にはフレーム本体が熱く感じられますが、その辺りの冷却効果を狙っているのかもしれません。
テールカウルは、よりシャープで洗練された形状となり、軽量化にも寄与しています。
シートの形状も見直されています。
跨ってみると、微妙な形状の違いで足付き性が向上していることがわかります。
テールカウルに沿ってサイドまで回りこんでいた後端部は短く角が落とされ、
コーナリングで腰を落とした際にも荷重を掛けやすい形状に仕上がっています。
また、上の写真に写っているタンデム・ステップのホルダーは大幅に軽量化され(173g)、
断面形状も繊細な仕上げのものに変更されました。
内部の変更点は、ここにはとても書ききれないほどで、各部のセッティングは細かく見直されています。
乗ってみてまずすぐにわかる違いは、スロットル開度が小さくなり、操作も大幅に軽くなったこと。
見なおされた減速比と相まって、新型はより俊敏でレスポンスもクイックに感じられるはずです。
欧米で絶大な支持を受けているメディア、"Motor Cycle News"でこの冬に行われた比較テストでは、
再び新型S1000RRが日本車をはじめとするライバル群を抑えて堂々トップの評価を得ました。
比較的辛口で知られるMCNでのこの評価は、新型がそれに見合った完成度で仕上がっているという
何よりの証明ではないかと思います。
今週末のデビューフェアでは、試乗車もしっかりご用意してあります。
ぜひ、新世代のS1000RRを誰よりも早く体感してみてください。
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営業時間切替のお知らせ
●2月末までは冬季営業時間:10:00 - 18:00
●3月~10月は夏季営業時間:09:30 - 19:00
とさせていただきます。定休日は水曜日(祝日の場合は営業)です。
皆様のご来店を心よりお待ち申し上げます。
S1000RRの試乗は5月末まで! [S1000RR]
前回の記事でお伝えしたS1000RRの試乗車、おかげさまで大人気です。
雑誌の記事などでも既に高い評価を戴いていますが、そこはやはりオートバイ、
乗ってみないとその楽しさ、素晴らしさは実感できません。
カーブの先に目線を向けただけで自然に車体が曲がっていくような素直で自然なハンドリング、
圧倒的でありながら扱いやすくさえ感じさせてくれるパワー特性、
スロットルを戻さずに、滑らかなシフト・アップを受付けてくれるシフト・アシストなど
このマシンでしか味わえない新世代のスーパー・スポーツの乗り味を
是非、今のうちに体感してみて下さい。
試乗を満喫された皆さんの「最高だね、これ!」という、
楽しくてたまらない表情に、我々も思わず喜んでしまいます。
大人気のS1000RR、納期も少しお待ちいただくことになりそうですが
それだけの価値のあるマシンだと自信をもってお奨めします。
☆☆☆
ショールームに佇むS1000RRの先祖ともいうべき、ツイン・ショックのR100RSの
状態の良い車両も入庫しています。
このフル・カウルもデビュー当時はあまりにも斬新で最先端のデザインだったはずです。
その、孤高のデザインは今でも色褪せてはいません。
高速道路を何処までも突き進んでもよし、OHVエンジンを歌わせるようにして流してもよし、
ある種の独自の思想の塊のようなマシンです。
一度は生産を終えながらも復活を望む世界中の顧客の皆さんのリクエストにお応えして
後年再発売となったシングル・サスペンションのモデルと比べると
このオリジナルのツイン・ショックのモデルはより高回転寄りで、
エンジンの鼓動も硬質な独特の雰囲気があります。
この車両はオーリンズ製のリア・サスペンションも装着済み。
実走行と思われるメーターの距離計は、まだ12,000kmを越えたばかり。
所々タッチアップの痕の残るカウルも、過度に綺麗過ぎずに当時の雰囲気をそのまま残しています。
状態の良いOHVモデルをお探しの方がいらっしゃいましたら、どうぞご相談下さい。
☆定休日のお知らせ
ながらく年中無休で営業してきた広丘自動車研究所ですが、5/12より毎週水曜日を定休日とさせていただくことになりました。祝祭日と重なる場合は翌日に振り替えとさせていただきます。 今後ともどうぞよろしくお願い致します。
★Hirookaへのアクセスはこちらからどうぞ。
塩尻北インターから国道19号へ降りて南に向かうと、数分で道路右側にHirookaがあります。
皆様のご来店を心よりお待ちしております!
新時代の幕開け - S1000RR登場。 [S1000RR]
前回の更新から随分間が空いてしまいました。この一月あまり、いろいろなことがありました。
出会いと別れの季節とよくいわれますが、まさにそんな春です。
春の訪れを強く印象付けてくれたのが、新型S1000RRの登場です。
我々も一足早く、3月の上旬にはサーキットでの試走も行ってきました。
走行モードの切り替え、レースにも対応するABS、シフトアシストに加え
DTC(ダイナミック・トラクション・コントロール)といったハイテクの集合体でありながら、
コンパクトで実に扱いやすく仕上がっていることに驚かされました。
あえて表現するならば、限りなくナチュラルなスーパースポーツ。
投入された数々の新技術も、あくまで操る人間を主人公として
マシンを駆ることの楽しさを最大限に引き出すために使われているように感じます。
市販車でありながら、スーパーバイク選手権に挑んでいるマシンと基本的に全く同じ構成。
それなりに体重移動や荷重のコントロールなしには上手く曲がることすら出来ないのでは...
といった事前の不安を吹き飛ばしてしまうハンドリングに、思わず顔がほころんできます。
ちなみに写真のライダーは昨年のBMWザウバーF1チームのニック・ハイドフェルド。
マシンと身体が温まるまでの間、ごく普通にリーン・ウィズの姿勢のままでも
S1000RRはひらりひらりとコーナーを駆け抜けていきます。
驚かされるような切れ込みもなく、思ったように倒れて込んでくれない...などという
マシンとの無駄な格闘もS1000RRには必要がありません。
そして、マシンとの一体感が高まってきたのを感じながら、スロットルを開けていく、
その瞬間の気持ちのよさといったら!
昨年のK1300S/Rに引き続き搭載されるシフト・アシスト機構はさらに熟成され、
シフト・アップの繋がりが一層滑らかになっています。
スロットルを一切戻さず、クラッチ操作も省いて、怒涛の加速を楽しむことが出来ます。
広丘ではサンダーグレーメタリックのカラーを選びました。
凄味のある佇まいは、これまでのBMWのマシンとは明らかに違った雰囲気を漂わせています。
日本仕様の目玉といっても良いのが、このAkrapovic製のエクゾースト。
デザイン的にも本国仕様よりバランスが良く、仕上げの美しさは言うまでもありません。
カーボン製の外装パーツや鍛造品などのオプション部品を装着した仕様がこちら。
ノーマルの外装はそれなりに機能重視で、潔く割り切った造りも見受けられますが
オプション部品を纏った姿はぐっと先鋭さを増して凄味があります。
スイングアームへの取り付け部分のデザインがなんとも見事。
これはもう工芸品です。
広丘のショールームに展示中だった1台は、おかげさまで即ご成約、納車となりました。
全国的に爆発的な人気のこのS1000RR、順当に行けば次の入荷まで
少し時間が空いてしまいそうだったのですが...
なんと、BMWジャパンより試乗車をしばらくお借りできることになりました!
このG.W.中の5/1(日)からしばらくの間、店頭でご用意致しますので
是非皆様この機会にS1000RRに触れて、体感してみて下さい。またとないチャンスです!
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既にホームページでは告知をしておりましたが、
去る3月24日に弊社創業者・前社長の上原一訓が急逝致しました。
我々にとってもあまりにも急な出来事で、いまだに実感が湧いて来ないというのが正直なところです。
葬儀・告別式にご参列いただいた皆様、掲示板などにメッセージをお寄せいただいた皆様、
また店頭でお声をお掛けいただいた皆様、本当にありがとうございました。
倒れる前日まで、休みなく店舗の移転計画の遂行に全精力を傾けておりました。
毎日のように議論したり、叱られたり、大笑いされたり。
上の虹のような写真は、亡くなる5日ほど前、撤去中の現場で撮ったものです。
古い屋根材がプリズムになって、改装の計画を練っている前社長の足元で虹を描いていました。
今の時代には珍しいほどの「手造りの店舗」だったハーレーダビッドソン長野の建物も、
前社長の急逝直後の今月初めには、国道拡幅により計画通り更地へと姿を変えました。
現在、HD長野は国道19号沿いのやや南の旧「日本アンテナ」敷地で仮店舗営業を行っておりますが
今年冬のグランドオープンを目標として、以前の広丘自研国産店の敷地に新築を計画しています。
今後は、前社長の長男である上原一光を新社長とし、BMW部門はHD長野とともに
新生「株式会社 広丘自動車研究所」として社員一丸となって取り組んで参ります。
今後とも、どうぞよろしくお願い致します。
S1000RRは新年9日から受注開始です! [S1000RR]
今年春から話題が先行していたBMW初のSuperBike、S1000RRの
国内仕様のスペックと価格がようやく発表されました。
気になる価格は、アクティブラインが¥1,690,000。
これは、意外といっていいほどのバーゲンプライスではないでしょうか。
レースABS、ダイナミック・トラクション・コントロールとシフト・アシストを装備した
ハイラインも¥1,990,000と、200万円を僅かに切る価格。
かなりの戦略的価格設定だと思います。
発売は4月上旬の予定ですが、来年1月9日から先行予約注文の受付を開始します。
詳細は年明けまでしばしお待ちを!
初回入荷分を確保されたい方は、是非お早めにご相談下さい。
ところで、上の写真は今月発表された国内仕様車のものですが、
これまでの広報写真の本国(欧州仕様)とは、大きな違いがあります。
おわかりになりましたか?
こちらが、本国仕様。
そう、エキゾーストが異なり、日本仕様は標準でAKRAPOVIC製マフラーが装着されるのです。
先程の価格は、このAKRAPOVIC製マフラーを含んだものです。
そう考えると、一層のバーゲンと思えてきます。
カラーは欧州発表時と同じ4色が予定されています。
アシッド・グリーン・メタリック。
ミネラル・シルバー・メタリック。
サンダー・グレー・メタリック。
そして、Mカラーを髣髴とさせるアルピン・ホワイト/マグマ・レッド/ルパン・ブルー・メタリック。
このトリコロール仕様のみ¥84,000アップとなります。
既に海外のメディアでは日本製スーパーバイクとの比較テストも掲載され、
"An exciting and surprising bike"
といった評価が上がっています(英国MCN誌「BMW S1000RR group test」)。
これまで、比較的独自のスタンスでマーケットを創り上げてきたBMWとしては
正面から既存のマーケットに切り込む、新世代のマシンとなりそうです。
その視線は、日本製ライバル達を向いていることは間違いありません。
プロモーションにも、そんな意気込みが現れています。
日本製コミック(劇画?)を意識したような、このビジュアル。
我々日本人からすると「???」という感じがしなくもないですが、
これほどまでにBMWにとっては明確なライバル意識に燃えているということなんでしょうね。
クールで、凄味もあり、コンパクトで、すさまじく速いマシン。
新世代のBMW Motorradを感じさせるこのS1000RRに、どうぞご期待下さい。
☆☆☆
ことしもたいへんお世話になりました。
本年は29日まで営業、新年は5日より営業致します。
皆様のご来店を心よりお待ち申し上げます。
タグ:S1000RR国内仕様